伊藤環境相、熊本で直接謝罪 水俣病被害者のマイク音声切断 「音量オフもやむを得ない」運用で

2024年05月09日 04:45

社会

伊藤環境相、熊本で直接謝罪 水俣病被害者のマイク音声切断 「音量オフもやむを得ない」運用で
発言を遮った問題を巡り「水俣病被害者・支援者連絡会」の山下善寛代表代行(左端)に頭を下げる伊藤環境相 Photo By 共同
 伊藤信太郎環境相が開いた水俣病の患者・被害者らとの懇談の際に被害者側の発言が制止された問題で伊藤氏は8日午後、熊本県水俣市で被害者側に「おわび申し上げたい」と直接謝罪した。
 懇談は1日の犠牲者慰霊式の後、水俣市で開かれ、団体側の発言中、持ち時間の3分が過ぎた後、発言者2人のマイクの音が切られた。

 8日の立憲民主党のヒアリングでは環境省の別の職員が懇談の議論が紛糾した時に「3分を超えたら音量オフもやむを得ないという運用を引き継いできた」と明らかにしたが、実際に切ったことはなかった。

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