鈴木おさむ氏「ストーカーに対する法律がアップデートされないと同じことが」新宿タワマン女性刺殺事件に
2024年05月09日 09:14
社会
事件は8日午前3時10分ごろ発生。和久井容疑者は女性が以前経営していたガールズバーの客。女性に付きまとったとして、2022年5月にストーカー規制法違反容疑で逮捕され、同年6月から1年間、自宅や店に近づかないようストーカー規制法に基づく禁止命令が出されていた。
鈴木氏は、和久井容疑者がストーカー規制法違反容疑で逮捕されていたことに言及し、「僕、一昨年に昔の知人にストーカー的な被害を受けたんですよね。SNSが発端だったんですけど、音声が執拗に届いてくるようになって“殺す”っていう言葉が出てきたんで警察に行ったんです」と自身のストーカー被害を告白。
当時について「ストーカーの相談に行ったら“被害が起きるまで動けない”と言われたんです。“何かが起きるまで”と。それで向こうに会いに行って、過去に同じようなことがあったということが分かって、“注意に行ってくれ”って言ってもなかなか行かなくて、“行きます、行きます”って言うけど、なかなか行けなかったんですよね」と振り返った。
そして、「僕が大学で授業をしている前日に襲撃予告があったんです。大学に明日行くっていうのがあって、さすがに僕も怖すぎて、“自分のSNSに書きます”って言ったら“ちょっと待ってくれ”って言って、ようやく会いに行ってくれたんです。会いに言ってくれて1回止まったんですけど、ただ同じようなことを繰り返していて、僕がまたこうやってテレビで言うことによって、その人を刺激して同じことが起きるかも知れないと思っている」と言い、「まず本当に思うのは、ストーカーに対する法律が結構、抜本的にアップデートされないと同じようなことが本当に繰り返されていくので、そこに対して本当に法律がストーカーに対して強く変わっていかないといけないんじゃないかなと思います」と自身の考えを述べた。