今日からできる!! エアコン節電テク 今月から電気料金“値上がり”

2024年06月03日 04:45

社会

今日からできる!! エアコン節電テク 今月から電気料金“値上がり”
エアコンの節電術(ダイキンの公式サイトから、クイズの答えは本文最後に) Photo By スポニチ
 大手電力10社と大手都市ガス4社が、6月使用分(7月請求)から家庭向け料金を値上げした。5月使用分までは、価格を抑えるため政府が補助金として電気1キロワット時当たり1・8円、ガス1立方メートル当たり7・5円を支払うが、この補助金が廃止されるため。
 電気で前月に比べ上昇幅が最も大きいのは沖縄電力の616円(電気料金9663円)で、東京電力は392円(同8930円)。歴史的な円安などで食料品の価格上昇が続く中、一層、家計の負担が増えることになる。

 6月に入り、各家庭ではエアコンが本格稼働。資源エネルギー庁によると、家電の1日当たりの消費電力(夏季)ではエアコンが34・2%と全体の3分の1を占める。夏はエアコンの使い方で、電気代が変わる。

 大手エアコンメーカーのダイキン工業は公式サイトで、エアコンの節電術を公開している。風量や風向きから、SNSで話題を集めている「室外機に濡れタオルをかける」に効果があるのか、まで。本格的な夏を迎える前に疑問点を解消し、電気料金の節約につなげたい。


 ◇イラスト エアコン節約術の答え◇
 (1)自動 「弱」の方が室外機の中の圧縮機への負荷が増加し、電気を使うため
 (2)水平 「ななめ下」だと天井付近に暖気がたまり、部屋の高い位置にあるエアコンの温度センサーがそれを室温と判断し、必要以上に運転するため
 (3)風量を強にする 「強」にするとファンの音が大きくなり電気を使うように感じるが、1度下げるために圧縮機が消費する電力と比べるとわずか
 (4)ない タオルが乾いて、その一部が室外機の吸い込み口や吹き出し口に垂れ下がり、空気の通り道をふさぐ可能性があるため

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