転落させた前日に女子高生と初対面か SNSが接点 監禁中暴行も

2024年06月14日 05:30

社会

転落させた前日に女子高生と初対面か SNSが接点 監禁中暴行も
内田梨瑚容疑者らが女子高校生を転落させたとされる北海道旭川市の神居古潭地区にあるつり橋(共同通信社ヘリから) Photo By 共同
 北海道旭川市で女子高校生(17)がつり橋から川に落とされ殺害された事件で、殺人容疑で再逮捕された旭川市の無職内田梨瑚容疑者(21)と生徒は交流サイト(SNS)で接点を持ち、転落前日の4月18日に初めて会ったとみられることが13日、捜査関係者への取材で分かった。
 捜査関係者によると、内田容疑者らは4月18日夜、留萌市の道の駅に生徒を呼び出し、車に乗せて監禁。旭川市内のコンビニに立ち寄った際、生徒は大声を出すなどして逃げようとしたが、内田容疑者に阻まれ、店舗外で暴行された。周辺の防犯カメラに写っていた。

 内田容疑者と旭川市の19歳の女は翌19日、道の駅から約50キロ離れた旭川市内のつり橋から留萌市の高校生村山月さんを転落させ殺害した容疑で、6月12日に逮捕された。遺体は5月下旬に下流で見つかった。

 親族からの行方不明届を受け、道警は4月下旬以降、恐喝や監禁などに関わった疑いで内田容疑者ら4人を順次逮捕していた。旭川地検は5月27日、内田容疑者を監禁罪で起訴した。

 関係者によると、監禁容疑で逮捕された旭川市の16歳の少女がSNSに載せた内田容疑者の写真を生徒が無断で使用した。このことがトラブルの原因だったとみられる。

おすすめテーマ

2024年06月14日のニュース

【楽天】オススメアイテム