女性刺殺の元交際相手に懲役30年求刑 検察「一片の慈悲もなく、残忍極まりない」
2024年06月25日 05:30
社会
被告は最終陳述で「全てにおいて僕が悪いと思っている」と謝罪する一方、待ち伏せについては改めて否定した。
起訴状によると、22年11月、規制法に基づき福岡県警から付きまとわないよう禁止命令を受けていたのに、23年1月16日、福岡市博多区の路上で待ち伏せし、午後6時15分ごろ、川野さんの胸や頭を包丁で多数回突き刺し、失血死させたとしている。
22年8月に面識のない男性を殴り約7カ月の重傷を負わせたとする傷害罪にも問われ、今年3月、裁判官のみの区分審理で有罪の部分判決を受けた。28日の判決で量刑が決まる。