岸田首相、在職1000日 自民党総裁選での再選に向け地方行脚スタート

2024年06月30日 04:40

社会

岸田首相、在職1000日 自民党総裁選での再選に向け地方行脚スタート
山梨県での視察を終え、取材に応じる岸田首相(代表撮影) Photo By 共同
 岸田文雄首相は在職1000日を迎えた29日、甲府市を訪れ、再選に意欲を示す9月の自民党総裁選に向け、党員の支持獲得をにらんだ地方行脚を実質的にスタートさせた。
 2021年の前回総裁選では、党員・党友による地方票獲得で岸田氏がトップだったのはわずか8県。石破茂元幹事長、河野太郎デジタル相らが総裁選出馬に向けて動きを加速する中、課題となる地方票獲得に本腰を入れる。

 ただ、派閥の政治資金パーティー裏金事件の対応を巡って、地方組織からは退陣論を含め厳しい声が相次ぐ。

 岸田氏は視察先で記者団に「地方から厳しい声が上がっていることを厳粛に受け止め、これからも現場の声を丁寧に聴く姿勢を大事にしていく」と述べた。

おすすめテーマ

2024年06月30日のニュース

【楽天】オススメアイテム