ドン・ファン妻に覚醒剤売った 裁判員裁判で検察側証人が証言 暗い路地で4~5グラムを 2024年10月02日 04:42 社会 野崎幸助さん(右)と元妻の須藤早貴被告(ジャーナリスト吉田隆氏撮影) Photo By 提供写真 2018年に「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家野崎幸助さん=当時(77)=に覚醒剤を摂取させ殺害したとして、殺人罪に問われた元妻須藤早貴被告(28)の裁判員裁判が1日、和歌山地裁で開かれた。 検察側証人として出廷した男性が、被告に覚醒剤を売ったと証言した。 尋問で男性は、18年4月7日に同市の暗い路地で、4~5グラムの覚醒剤を被告に10万~12万円で販売したと説明。 被告は「旦那には知られないようにしている」と話したという。被告の当時の印象について「薬物をやっているようには見えなかった」と述べた。