裏金公認問題 都連会長が党本部の対応に不満「もう少し早く決断してもらえなかったのか」

2024年10月08日 05:30

社会

裏金公認問題 都連会長が党本部の対応に不満「もう少し早く決断してもらえなかったのか」
萩生田光一氏 Photo By 共同
 自民党東京都連の井上信治会長は7日の都連会合で、派閥裏金事件に関与した議員の公認問題を巡る党本部の対応に不満を示した。既に公認を前提として衆院選の準備に着手していたとして「なぜもう少し早く決断してもらえなかったのか。大変遺憾だ」と述べた。
 都内では旧安倍派の萩生田光一氏、旧二階派の平沢勝栄氏が非公認対象。井上氏は地元の選挙区から不平や不安の声が寄せられているとして「ぎりぎりのタイミングだ。党本部から正式な伝達が何もない」と強調した。

 共産党の穀田恵二国対委員長は、石破茂首相が裏金議員の非公認対象を広げ、比例代表への重複立候補を認めないと表明したことについて取材に「目くらましだ。選挙対策のため耳目を集めているだけだ」と批判した。

 裏金事件の真相解明が重要だと改めて指摘。旧石破派を巡っても裏金疑惑が指摘されているとし、首相は説明責任を果たすべきだと主張した。

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