自公伸び悩み 与党の過半数確保は微妙な情勢に 共同通信社・電話調査

2024年10月22日 04:41

社会

自公伸び悩み 与党の過半数確保は微妙な情勢に 共同通信社・電話調査
各党などの推定獲得議席 Photo By 共同
 共同通信社は第50回衆院選について20、21両日、全国の有権者19万人を対象に電話調査を実施し、取材も加味して終盤情勢を探った。
 自民党は派閥裏金事件の影響を受けて苦戦しており、単独で定数465議席の過半数(233)を割る可能性がある。公明党も伸び悩んでおり、与党過半数確保は微妙な状況だ。立憲民主党はなお勢いを維持している。日本維新の会は低調だ。

 自民は、野党などと競り合う選挙区を抱え、先行する小選挙区は140を割り込んでいるもようだ。比例代表も厳しく、大幅減となる可能性がある。単独過半数を下回れば、2009年衆院選以来。立民は小選挙区で100議席の獲得を視野。比例も増やすとみられる。公示前の98議席から積み増す見通しだ。

 小選挙区で2割超が投票先未定と答えており、27日の投開票に向け情勢は変わる可能性がある。

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