日本男子 中国に敗れ2大会連続3位

2010年05月29日 19:58

卓球

日本男子 中国に敗れ2大会連続3位
男子準決勝 馬龍に0―3で敗れた水谷隼
 卓球の世界選手権団体戦第7日は29日、モスクワで行われ、準決勝で日本男子は、5連覇を目指す中国に0―3で敗れ、1977年英バーミンガム大会以来33年ぶりの決勝進出はならなかった。3位決定戦は行われないため、日本は2大会連続で銅メダルとなった。
 日本は1番手の吉田海偉(フリー)が北京五輪シングルス覇者の馬琳に1―3で敗れ、エースの水谷隼(明大)は世界ランキング1位の馬龍に0―3で完敗。岸川聖也(スヴェンソン)も張継科に1―3で屈した。

 ▼宮崎義仁・日本男子代表監督の話 中国とはまだ一つ一つのプレーに差があるなと再認識させられた。厳しい試合を何回も経験できて、収穫がある大会だった。
 ▼岸川聖也の話 ゲームの出足でリードされてしまった。中国チームはまったく油断をしてこなかった。僕たちはまだまだ成長できる手応えをつかんだ大会だった。
 ▼吉田海偉の話 馬琳はやりやすいと思っていたけど、相手がいつもと戦い方を変えてきた。大会を通じていいプレーができたし、目標のメダルも取れてよかった。
 ▼水谷隼の話 自分の力をすべて出し切った。サーブレシーブで崩されて先手を取れなかった。実力がまだ足りない。馬龍は威力もあり、安定感もある。すきが見当たらなかった。(共同)

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