“名将・清宮”東洋大ラグビー部GM就任
2010年05月29日 06:00
ラグビー
関係者によると、清宮GMはまずラグビー部の整備から取りかかるという。今季は1年間、グラウンドや寮などの環境を整え、全国を飛び回って選手の勧誘活動も展開。来季からは高野監督とともに陣頭指揮に立つ予定で、大学創立125周年となる12年までの3カ年計画で強化していく。
東洋大は陸上部が箱根駅伝を2連覇したが、1959年創部のラグビー部は低迷が続いている。リーグ戦1部では71~73年の3位が最高。対抗戦グループとの交流試合に5度出場も、いずれも早大、明大に敗れて大学選手権に出場したことがない。93年度を最後に2部落ちし、1部から17シーズン遠ざかっている。
清宮GMは01年に早大監督に就任し、いきなり母校を11年ぶりの対抗戦優勝に導くと、5年間で対抗戦5連覇、大学選手権で3度優勝。低迷していたチームに好選手を集め、芝のグラウンドなど設備を整えて常勝軍団を築き上げた。現役時代から表舞台で活躍してきただけに、低迷しているチームに身を投じたことには驚きの声が上がっている。「日の目を見てきた清宮氏が、東洋大を強豪チームに育てられるか注目したい」とラグビー関係者。名将の手腕に期待が集まる。
◆清宮 克幸(きよみや・かつゆき)1967年(昭42)7月17日、大阪府生まれの42歳。茨田(まった)高でラグビーを始め、No・8で全国大会に出場。高校日本代表の主将も務めた。早大では2年時に日本選手権優勝、4年時に主将として大学選手権優勝。90年にサントリー入社。92~94年度に主将。95年度の日本一に貢献し、01年に現役引退。01~05年に早大、06~09年にサントリーの監督を務めた。
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