×

セルティクス“控え組”で逆転!タイに戻した

2010年06月12日 06:00

バスケット

セルティクス“控え組”で逆転!タイに戻した
<セルティクス・レイカーズ>得点して雄叫びを上げるデービス(11)に飛びついて喜ぶロビンソン
 【NBAファイナル第4戦】セルティクスが地元ボストンでレイカーズを96―89で下し、対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。主力勢が精彩を欠く中、131キロのフォワード、グレン・デービス(24)と1メートル72のガード、ネイト・ロビンソン(26)が2点を追って迎えた第4Qに大活躍。レ軍コービー・ブライアント(31)に33得点を許したが、控え選手たちが総力を結集して試合をひっくり返した。
 身長は2メートル6あるものの、見た目はメタボ系。“ビッグ・ベビー”の愛称を持つデービスは、野獣のように吠えながらシュートを決めていった。18得点中、第4Qだけで9得点。「これが伝統あるチームの力なんだ」と気迫あふれるプレーで地元ファンを魅了した。
 その“重戦車”の肩にしがみついて喜びを分かち合ったロビンソンの登録身長は1メートル75。ダンクコンテストで3度優勝している小兵が3センチのさばを読んでいることは有名な話だが、要所でカットイン、ジャンプシュート、フリースローを決め、ベンチで休んでいたピアースやガーネットはリバース監督に「このまま彼らを使ってくれ」と“主役交代”を申し出ていた。
 控え選手の総得点は36―18。ファイナルでは1勝3敗からの逆転は皆無で、負けていればV率0%となるところだっただけに、デコボコ・コンビがチームを窮地から救い出した。

 ▼レイカーズバイナム ゴール下でボールをもらいながらジャンプできなかった。何とかチームに貢献したかったが…。(センターで先発したものの出場時間は13分。痛めている右ひざの状態が悪化。第5戦出場は微妙)

おすすめテーマ

2010年06月12日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム