組み合わせ有利にするため…無気力プレー起きたワケ

2012年08月03日 06:00

バドミントン

ロンドン五輪バドミントン女子ダブルス
 【失格処分の経緯】失格になった4組は、既に8強入りが決まっていた31日の1次リーグ最終戦で無気力試合を行った。

 処分対象の2試合で、最初に行われたのはA組の中国ペア(王暁理、于洋組)と韓国ペア(鄭景銀、金ハナ組)の対戦。11年世界選手権覇者の中国ペアは2位になれば、D組2位の別の有力な中国ペア(田卿、趙ウン蕾組)との対決を決勝まで避けられる。韓国ペアも同じように、D組の中国ペアと準決勝で対決するのを回避するためにミスを重ねた。その結果、中国ペアが狙い通り2位となった。

 その後、A組2位の中国ペア(王暁理、于洋組)と準々決勝でぶつかることを避けるため、C組の韓国ペア(河貞恩、金ミンジョン組)とインドネシアペア(ジャウハリ、ポリー組)との対戦でも両ペアが意図的にサーブミスをしたりショットを大きく外した。ラリーはつながらず、観客席からはブーイングが起こり、審判からも注意を受けた。

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