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篠原監督「これは私の責任」進退は全柔連に一任

2012年08月03日 20:38

柔道

ロンドン五輪柔道
 男子100キロ超級2回戦で、上川大樹(京葉ガス)がイハル・マカラウ(ベラルーシ)に優勢負け。男子柔道で、柔道が正式競技となった1964年東京五輪から前回の北京五輪まで、不参加と実施されなかった1大会を除く10大会でとり続けた「金」が初めてゼロになった。

 篠原信一監督は「これは私の責任。特に選手に対して最も申し訳なく思う」と謝罪した。進退については全日本柔道連盟(全柔連)に進退を一任した。

 篠原監督は2008年11月に就任。4年後のリオデジャネイロ五輪について「現時点で考えていない」と白紙を強調した上で「代表でも、そうでなくても一緒にやってきた選手がいる。自分としてはまた強くさせたいと思うが、後は上が決めること」と微妙な言い回しをした。

 男女とも代表監督の任期は1期4年で、篠原監督の任期は10月末までとなっている。帰国後も8月中旬に実施予定の強化合宿に参加する予定だ。

 全柔連は全日本ジュニア選手権最終日の9月9日に定例の強化委員会を開き、この場で監督問題も話し合う見込み。アテネ、北京五輪で男子監督を務めた斉藤仁強化副委員長は「悔しいと思うなら、リオ五輪までやればいい」と話した。(共同)

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