内村 ふくらはぎに不安も…日本は最終調整…体操世界選手権

2014年10月04日 05:30

体操

内村 ふくらはぎに不安も…日本は最終調整…体操世界選手権
最終調整する内村航
 体操の世界選手権は3日、中国の南寧で開幕し、男子予選が始まった。団体総合で36年ぶりの優勝を狙う日本男子は後半の7班で登場する4日に向けて最終調整し、個人総合4連覇中のエース内村航平(コナミ)はマッサージを受けて備えた。
 白井健三(神奈川・岸根高)は床運動、亀山耕平(徳洲会)はあん馬と、ともに昨年種目別で世界一に輝いた得意種目を安定感たっぷりに演技。2日の練習を早退した加藤凌平(順大)も元気な姿を見せた。男子予選は3班を終えて団体総合6連覇を狙う中国が362・698点、個人総合は中国のデン・シュウデが90・630点で首位に立った。
 
 男子の内村はふくらはぎに不安を抱えているようだ。国内や現地入り後の練習中につり、この日は1時間以上もマッサージを受けた。日本チームのトレーナーは「疲れがある」とみる。11年の世界選手権でも大会前につった部分で、状態が気掛かりだ。内村と対照的に、白井や初代表の野々村(順大)は精力的に動きを確認した。今大会は団体総合、個人総合、種目別の全てを行う大会で10日間の長丁場。スタミナも求められる戦いが待っている。

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