キャバリアーズ快勝 ラブ、第1Qだけで34得点のリーグ記録

2016年11月24日 16:29

バスケット

キャバリアーズ快勝 ラブ、第1Qだけで34得点のリーグ記録
第1Qに34得点をマークしたキャバリアーズのラブ(AP) Photo By AP
 NBAは感謝祭前日となった23日に各地で13試合を行い、昨季王者のキャバリアーズは地元クリーブランドでトレイルブレイザーズを137―125(前半81―60)で下して11勝2敗。ケビン・ラブ(28歳)が第1Qだけで8本の3点シュート(試投10本)を沈めて34得点を挙げ、結局40得点を稼いでハイスコアのゲームを制した。ラブの40得点以上はティンバーウルブズに在籍していた2014年4月14日のウォリアーズ戦(40得点)以来、2年7カ月ぶり。第1Qでの34得点はリーグ最多記録で、全クオーターを通しても歴代2位の高得点となった。
 レブロン・ジェームズ(31歳)は31得点、10リバウンド、13アシストで通算44回目のトリプルダブルを達成。カイリー・アービング(24歳)も20得点を稼いだ。

 トレイルブレイザーズは8勝9敗。ダミアン・リラード(26歳)がラブ同様に40得点をマークしたものの点差は縮まらず、このロードを1勝4敗で終えた。

 スパーズは敵地シャーロットでホーネッツに119―114(前半59―60)で競り勝って7連勝で12勝3敗。カワイ・レナード(25歳)が30得点をマークしてチームを引っ張り、ロードでは今季8戦全勝とした。

 ホーネッツは3連敗で8勝6敗。26得点のケンバ・ウォーカー(26歳)を含め8人が2ケタ得点を記録したがあと一歩およばなかった。

 グリズリーズは敵地フィラデルフィアで76ersを再延長の末に104―99(前半43―51、延長5―5、再延長13―8)で振り切って10勝5敗。マーク・ガソル(31歳)が27得点、マイク・コンリー(29歳)が25得点、9アシストをマークして6連勝を飾った。

 76ersは3年ぶりの3連勝を逃して4勝11敗。後半で一時11点をリードしながら追いつかれ、ホームでの連勝は4でストップした。

 リーグ全体首位に立っているクリッパーズは敵地ダラスでマーベリクスを124―104(前半68―45)で下して4連勝で14勝2敗。クリス・ポール(31歳)が18得点、ブレイク・グリフィン(27歳)は12得点、ディアンドレ・ジョーダン(28歳)は16得点と8リバウンドを稼ぎ、ベンチから出たオースティン・リバース(24歳)がチーム最多の22得点を記録した。

 マーベリクスは7連敗を喫して2勝12敗。アキレス腱を痛めていたダーク・ノビツキー(38歳)は9試合ぶりに戦列に復帰したが、20分の出場で10得点に終わった。

 ウォリアーズは今月4日に20点差で負けていたレイカーズを相手に、地元オークランドで149―106(前半80―49)と圧勝して13勝2敗。ステファン・カリー(28歳)は29分の出場で3点シュートを12本中7本成功させて31得点をマークした。149点は今季のチーム最多。ケビン・デュラント(28歳)は28得点、クレイ・トンプソン(26歳)は26得点を稼いでチームの9連勝に貢献した。

 レイカーズは8勝8敗。ドラフト全体2番目に指名した新人フォワードのブランドン・イングラム(19歳)が自己最多の16得点をマークしたが勝負は早々と決まった。なお両者は感謝祭明けの25日にロサンゼルスで再び対戦する。

 ペリカンズは地元ニューオーリンズでティンバーウルブスに117―96(前半53―50)で勝利を収めて4連勝で6勝10敗。得点部門2位のアンソニー・デービス(23歳)が45得点と10リバウンドを挙げて攻守両面で存在感を示した。

 開幕前まで評判の高かったティンバーウルブスは3連敗を喫して4勝10敗。ザック・ラビーン(21歳)は26得点を記録したものの、14年シーズンの新人王、アンドリュー・ウィギンス(21歳)は放った19本のフィールドゴールのうち2本しか決めることができず、結局13得点に終わった。

 <その他の結果>ホークス(10勝5敗)96―85ペイサーズ(7勝9敗)、サンズ(5勝11敗)92―87マジック(6勝9敗)、セルティクス(9勝6敗)111―92ネッツ(4勝10敗)、ピストンズ(7勝9敗)107―84ヒート(4勝10敗)、ラプターズ(9勝6敗)115―102ロケッツ(9勝6敗)、ジャズ(8勝8敗)108―83ナゲッツ(6勝9敗)、キングス(6勝9敗)116―101サンダー(8勝8敗)

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