手嶋、Mr.安定感2位 若手にお手本!48歳V圏死守2差

2017年09月16日 05:30

ゴルフ

手嶋、Mr.安定感2位 若手にお手本!48歳V圏死守2差
<ANAオープン2日目>11番、ティーショットを放つ手嶋 Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー ANAオープン第2日 ( 2017年9月15日    北海道北広島市 札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース=7063ヤード、パー72 )】 スポニチ本紙ゴルフ天国の“先生”手嶋多一(48=ミズノ)がパットの不調に苦しみながらも72で回り、通算7アンダーと耐えた。決勝ラウンドは2打差の2位から巻き返しを狙う。68で回った今平周吾(24=レオパレスリゾートグアム)が通算9アンダーで単独トップに立っている。
 48歳のベテラン手嶋が、伸び盛りの若手に交じってV圏内に踏みとどまった。「風が昨日までとは逆で難しかった。でもゴルフの内容は全然悪くなかったです」。今週から投入した新アイアンの効果もあり、4番で1・5メートル、9番で50センチのバーディーパットを沈め72とスコアをまとめた。

 普段からプレーが終わるとそのままホテルに戻るため、プロ仲間からは“練習嫌い”と評されている。だが、実際は効率重視の練習スタイル。ホテルの部屋では1時間以上、鏡の前でイメージトレーニングのシャドースイングを繰り返すのが日課だ。「テークバックのリズムとクラブの位置を確認しています。悩みながら練習場で何球も打つより、その方が体にもいい」。

 前週は日本で初開催された米シニアツアーのテレビリポーターを務めた。「右に曲げたり、左に曲げたりみんなボールの扱い方がうまかった。いいイメージをもらいました」と振り返る。さらに、小学2年生の長男・泰斗くんがゴルフを始め、スクールに通うようになったこともいい刺激になっている。15年ミズノオープン以来のツアー9勝目へ「ゴルフの内容がだいぶ良くなってきたので楽しみです」と手応えは十分だ。

おすすめテーマ

2017年09月16日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム