多田 満身創痍の中10秒22で100制覇 オフは9秒台準備

2017年10月08日 05:30

スポーツ

多田 満身創痍の中10秒22で100制覇 オフは9秒台準備
多田修平は優勝も記録が伸びず悔し気な表情を見せる Photo By スポニチ
 【国民体育大会「愛顔つなぐえひめ国体」第8日 陸上成年男子100メートル ( 2017年10月7日    松山市・ニンジニアスタジアムほか )】 桐生、山県が出場しない。会場の注目を一身に集めた多田は万全ではない中でも10秒22で優勝し、世界選手権代表としての面目を保った。「スタートから内容は悪かったが、優勝できたことはうれしい」と胸をなで下ろした。
 インカレ後に右膝裏を痛めるなど満身創痍(そうい)ながら優勝でシーズンを締めくくった。「来季に向け、オフは筋力を全般的に上げていきたい」と9秒台への下準備に取りかかる。

 ≪桐生は400リレー出場≫8日の400メートルリレー予選に出場する桐生は「桐生祥秀の走りを見てもらいたい」と自信たっぷりに語った。9秒台をマークしてから初の公式戦とあって「歩いていても写真やサインを求められた。力を発揮して子供たちに見てもらいたい」と話した。国体のリレーが今季最終戦となる。来季に向けては「200メートルも走っていきたい」と展望を語った。

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