週明けに伊調、栄氏聞き取り パワハラ告発問題 文科相が発表

2018年03月03日 05:30

レスリング

週明けに伊調、栄氏聞き取り パワハラ告発問題 文科相が発表
2014年9月、世界選手権から帰国してメダルを手にする伊調と栄・全日本女子レスリング監督(当時) Photo By スポニチ
 女子レスリングで五輪4連覇を果たした伊調馨(33=ALSOK)が日本協会の栄和人強化本部長(57)からパワーハラスメントを繰り返し受けたとして、レスリング関係者から内閣府の公益認定等委員会に告発状が出された問題で、林芳正文部科学相は2日、週明けに協会が伊調と栄氏から聞き取りを行うと明らかにした。「我々としても協会の対応を注視したい。事実関係を明らかにしていただくことが大事だ」と述べた。協会関係者によると、聞き取りは倫理委員会で行う。
 伊調は1日に所属するALSOKを通じて「告発状については一切関わっておりません」とのコメントを発表したが、パワハラとされる事実の有無については言及しなかった。協会は同日「当協会が伊調選手の練習環境を不当に妨げ、制限した事実はない」とする文書を発表した。

おすすめテーマ

2018年03月03日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム