森秋彩、リード初頂点 14歳“クライミング娘”決勝で唯一完登
2018年03月05日 05:30
スポーツクライミング
平昌五輪ではカーリング女子「LS北見」の銅メダルに刺激を受け、ハーフタイムに軽食やフルーツを頬張る“もぐもぐタイム”にも興味を抱いた。「私もリラックスして大会に臨みたいなあと思った」。
リードの練習では高さ約15メートルの壁で約2時間、腕の力がなくなるまで登って下りてを繰り返してきた。森には練習や試合の合間に“もぐもぐタイム”はないが、負けず嫌いの性格が最高の活力源。「東京五輪が目標なので、準備していきたい」。自国開催の夢舞台へ、14歳が進化を続ける。
◆森 秋彩(もり・あい)2003年(平15)9月17日生まれ、茨城県出身の14歳。小学1年でスポーツクライミングを始める。リードで昨年の世界ユース選手権金メダル、ボルダリングでは今年のジャパンカップで2位に入った。国際連盟の年齢制限でシニアのW杯に出られるのは19年から。1メートル54、38キロ。
▼リード コース途中にある金具にロープをかけることで安全を確保しながらホールド(突起物)のついた壁を登り、制限時間内に到達した高さを争う。最も上の金具にロープをかけると完登となる。東京五輪では「リード」に加え、複数の課題に挑んで完登した壁の数を競う「ボルダリング」、登る速さを競う「スピード」の複合種目で争われる。
おすすめテーマ
2018年03月05日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
ストリッカー、通算14アンダーで初V
-
稀勢の里、一門の連合稽古を欠席…横綱昇進後初 春場所へ調整遅れ懸念
-
松山英樹 世界ランク6位で変わらず
-
高まるウッズへの期待感 課題はティーショットの精度
-
47歳フィル・ミケルソンが43勝目 池田勇太は46位
-
【高岡寿成の目】中村、強み出たラストスパート 課題は30キロまで先頭集団に
-
小林陵6位「バタついてしまった」 ストッフ優勝
-
中村匠吾がMGC切符 日本人トップ7位、残り9秒“滑り込み”
-
瀬古氏「レベル上がった」13人中11人が20代と若返り鮮明
-
元祖“山の神”今井「まだまだ」設定タイム切れずMGC逃す
-
村山謙、駒大同期・中村の激走に「それが悔しいですね」
-
弟は前週に日本記録…設楽啓 自己記録更新も26位に反省
-
小平棄権…過密日程に「体が悲鳴」日本勢初の総合連覇ならず
-
堀島W杯3連勝 キングズベリー撃破!デュアルもV
-
遠藤&西、ラストW杯 上村愛子さんからの花束に涙…
-
暁斗、五輪後初戦5位…前半飛躍で首位も後半距離で順位落とす
-
沙羅 最多54勝またお預け…ルンビが初の個人総合V
-
日本、男子団体第5戦は5位 ドイツが優勝
-
アイホケ代表、開幕心待ち 9日から平昌パラリンピック
-
諸見里復活兆し3位 地元開幕戦で笑顔戻った「まだ頑張れる」
-
鈴木愛3位 2番で痛恨ダボ…「疲れ出て体が動かなかった」
-
奈紗「うまく攻められた」終盤3連続バーディーで3位
-
勇太68 5バーディー2ボギー、初アンダーパーで46位浮上
-
照ノ富士 出稽古で苦戦…「体の芯から力が入ってこない」
-
貴ノ岩 まだ相撲取れず…徐々に調子は上向きも残る不安
-
森秋彩、リード初頂点 14歳“クライミング娘”決勝で唯一完登
-
2季ぶり“みうみま”再結成 卓球カタールOPへ出発
-
白井6位 茉愛2位 アメリカン・カップ
-
女子ケイリンの小林&前田は準決進出できず