76ersがホームで初白星 スイープ敗退を免れる 先発マコネルが大活躍
2018年05月08日 10:12
バスケット
デュケイン大とアリゾナ大でプレーしたマコネルはドラフト外の入団。サマーリーグで実績を残してはい上がってきたプレーヤーで、先発出場は昨季51試合あったものの今季は1試合しかなく、平均出場時間は22・4分(6・3得点)だった。
マコネルの登録身長は6フィート2インチ(1メートル88)だが、NBA入りする際のデータでは6フィート0インチ+4分の1インチ(1メートル84)。しかしその小柄なガードが第4戦では攻守両面で奮闘し、7リバウンドと5アシストもマークした。
76ersはシューターのベテラン、JJ・レディック(33)が7得点に終わり、チームの3点シュート成功率も26・9%(26本中7本)と低調だったが、その“穴”をマコネルが埋めた形。ダリオ・シャーリッチ(24)が25得点、2メートル8の新人ガード、ベン・シモンズ(21)は19得点と13リバウンド、5アシストを稼いだが、試合の流れを作ったのはマコネルだった。
76ersがホームでの東地区準決勝で勝利を挙げたのは、今季と同じセルティクスが相手だった2012年5月23日以来、6年ぶり。NBAのプレーオフでは0勝3敗からの逆転はないが(過去129回で皆無)、フィラデルフィアではファンを納得させる“1勝”をもぎとった。
セルティクスはドラフト全体3番目で指名された新人のジェイソン・テータム(20)が20得点、ベンチから出たマーカス・モリス(28)が17得点を稼いだが、第4Qに入っても勝機を見いだせないまま試合は終了。2年連続の地区決勝進出決定は、9日(日本時間10日)に地元ボストンで行われる第5戦に持ち越された。
<チーム記録>
▼FG成功率=セルティクス(41・3%)、76ers(40・4%)
▼3点シュート成功率=セルティクス(34・4%)、76ers(26・9%)
▼FT成功率=セルティクス(73・1%)、76ers(76・9%)
▼リバウンド=セルティクス(43)、76ers(53)
▼アシスト=セルティクス(16)、76ers(24)
▼ターンオーバー=セルティクス(15)、76ers(10)
▼速攻ポイント=セルティクス(6)、76ers(3)
▼ペイント内ポイント=セルティクス(30)、76ers(52)
▼ベンチスコア=セルティクス(28)、76ers(18)
<個人記録>
▼チーム最多得点=テータム(セルティクス=20)、シャーリッチ(76ers=25)
▼チーム最多リバウンド=ホーフォード(セルティクス=10)、エンビード、シモンズ(76ers=13)
▼チーム最多アシスト=テータム(セルティクス=4)、シモンズ、マコネル(76ers=5)
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