“泣き虫先生”山下真司 全敗サンウルブズにカツ あの名セリフも出た!

2018年05月08日 14:51

ラグビー

“泣き虫先生”山下真司 全敗サンウルブズにカツ あの名セリフも出た!
あいにくの天気にも「寒くない」とダウンを脱ぎ、豪快に投げ捨てる山下真司 Photo By スポニチ
 全敗サンウルブズにカツを注入だ!伝説的学園ドラマ「スクール☆ウォーズ」で川浜高ラグビー部監督の滝沢賢治を演じた俳優の山下真司(66)が8日、開幕から9戦全敗と苦境が続くスーパーラグビー(SR)サンウルブズを東京都内に訪ね、ドラマのモデルとなった京都・伏見工高(現京都工学院高)出身のSH田中史朗(33)、内田啓介(26=ともにパナソニック)を激励した。
 サンウルブズの赤いファーストジャージーを着た山下は、冒頭から滝沢先生ぱりに気合が入りまくり。「今年は目標5位と言っていたのに、ここまで一つも勝てていない。悔しくないのかー!」と名台詞を吐くと、田中、内田も「悔しいですっ!」と応じた。山下が「俺はこれからお前たちを殴る」と宣言したところでドラマの再現はストップしたが、こぶしの代わりに今季国内最終戦となる12日のレッズ戦(秩父宮)で限定30食で販売される「ビクトリーメンチカツカレー」で“カツ”を注入。田中、内田ともに「おいしい」と声を揃えた。

 84、5年に放送されたドラマを機にラグビーファンとなった山下は、チームの現状もよく理解しており「最初の試合(2月24日のブランビーズ戦)はリードしていたでしょう(前半19―15)。あそこで勝ったらトントン(拍子で)行っていた。ただ(開幕前の)準備期間が短かったので」とフォロー。それでも国内最終戦となるだけに「胸が熱くなる試合を見せて下さい。12日に結果を出さないと、俺怒るよ」と奮起を促した。

 伏見工高時代に保健体育の授業でドラマを視聴したこともあるという内田は、山下の熱演ぶりに滝沢監督のモデルとなった“泣き虫先生”こと山口良治氏と比較し「圧は本物よりも強いです」と恐れ入った様子。この日で19年W杯日本大会開幕まで500日となったこともあり「まだ先に感じるが、日に日に近づくと思う。まずは今週の試合にしっかり勝ちたい」と言い切った。

 山下は試合当日もゲストとして秩父宮ラグビー場に来場。ハーフタイムには歌手の麻倉未稀がドラマの主題歌「HERO」を熱唱し、サンウルブズの今季初勝利を後押しする。

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