稀勢の里、7場所連続で休場 横綱ワーストタイ…高安も初日から休場

2018年05月11日 07:16

相撲

稀勢の里、7場所連続で休場 横綱ワーストタイ…高安も初日から休場
横綱・稀勢の里 Photo By スポニチ
 横綱・稀勢の里(31=田子ノ浦部屋)が大相撲夏場所(13日初日、両国国技館)を休場することが11日、正式決定した。師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)が「本人と話した結果、今場所は休場ということになった」と明かした。横綱の7場所連続休場は、年6場所制の1958年以降、貴乃花と並んで最長となった。
 稀勢の里は3月の春場所を左大胸筋のけがで全休。4月の春巡業に途中から参加したが、今月3日の横綱審議委員会による稽古総見で精彩を欠くなど調整が不安視されていた。田子ノ浦親方は休場理由について「左大胸筋。1カ月は激しい運動がダメということ」と説明した。

 稀勢の里は新横綱優勝を遂げた昨年の春場所で左上腕などを痛め、夏場所を途中休場。名古屋場所は左足首の負傷で途中休場となり、秋場所は自身初の全休だった。九州場所、今年の初場所も途中休場し、春場所は全休。横綱在位8場所で皆勤は1場所しかない。

 大関・高安(28=田子ノ浦部屋)も初日から休場することになった。7日に尾車部屋で行われた二所ノ関一門による連合稽古で左腕を痛め、その後は軽めの調整を続けていた。田子ノ浦親方は「左腕の三頭筋を部分断裂している。初日から出ることはできない」と話した。途中出場するかどうかは、状態をみて判断するという。

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