稀勢の里は「原因がけがだけじゃないと分かっている」 田子ノ浦親方、涙で明かす

2018年05月11日 09:28

相撲

稀勢の里は「原因がけがだけじゃないと分かっている」 田子ノ浦親方、涙で明かす
報道陣の取材に答える田子ノ浦親方 Photo By スポニチ
 横綱・稀勢の里(31=田子ノ浦部屋)が大相撲夏場所(13日初日、両国国技館)を休場することが11日、正式決定した。師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)が明かした。同親方は目に涙を浮かべる場面もあった。一問一答は次の通り。
 ―休場が決まり、横綱の胸中をどのように感じているか。

 「いろんな方にご迷惑をお掛けしているし、すごく悔しい気持ちだと思う」

 ―春場所を全休し、今場所の出場を目指してきた。

 「責任感が強いし、出るつもりでやってきた。しかし、なかなか思うような相撲が取れなかった。本人は(原因が)けがだけじゃないというのは分かっている」

 ―最終的には師匠が説得したのか。

 「本人も感じていたと思うけど、自分(稀勢の里)の口からは言えなかった。後押しするしかなかった」

 ―次の場所に向けて、師匠はどんな思いか。

 「やれることをやって、必死に取り組んで、調整していかないといけない。稽古をして強くなってきた。いろんな面でやらないといけない。何とかもう一度、強い横綱として出てくれるように一生懸命頑張っていきたい」

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