ウォリアーズが17点差を逆転して快勝 西地区決勝も東地区同様に最終戦へ
2018年05月27日 13:21
バスケット
トンプソンは結局、14本中9本の3点シュートを決めて、今プレーオフでは自己最多の35得点をマーク。カリーも40分出場して29得点、ケビン・デュラント(29)も23得点を挙げるなど、負けたら終わりの崖っ縁に立っていた大事な試合で主力のシューター陣が底力を発揮した。
トンプソンは「うちのディフェンス力はリーグ屈指。強い意志と情熱を全面に押し出してスマートにプレーした。集中する試合には慣れているよ」と笑顔。先発のアンドレ・イグダーラ(34)が膝の故障で3試合連続で欠場したが、好守両面でチームがまとまりを見せて後半は64―25とロケッツを圧倒した。
第5戦で右太腿の肉離れを引き起こしたクリス・ポール(33)を欠くロケッツは、ポールに代わってエリック・ゴードン(29)が先発。滑り出しは順調で前半はチームの3点シュート成功率が50・0%(22本中11本)に達していた。
しかし第4Qに入るとこの日、32得点のジェームズ・ハーデン(28)はウォリアーズが送り出したニック・ヤング(32)やジョーダン・ベル(23)を含む“守備編隊”の密着マークにあってミスを連発。ロケッツは第6戦でターンオーバーを21回犯したが、このうち9回がハーデンによるものだった。ポールの離脱で勝負どころでのアイソレーションを取り仕切る場面が急増。ウォリアーズはポール不在とあってハーデンへの“一点集中ディフェンス”に切り替えており、今季のシーズンMVP候補はインサイドに切れ込むたびに、2人、3人と次々に圧力を受け続けた。
ゴードンは34分の出場で19得点を挙げたが後半は息切れ。ロケッツの23年ぶりとなるファイナル進出は地元ヒューストンでの最終戦に持ち込まれたが、ポールの早期復帰は微妙で、4年連続の西地区制覇を目指すウォリアーズに“逆王手”をかけられた形となった。
<チーム記録>
▼FG成功率=ロケッツ(39・2%)、ウォリアーズ(49・4%)
▼3点シュート成功率=ロケッツ(38・5%)、ウォリアーズ(42・1%)
▼FT成功率=ロケッツ(52・9%)、ウォリアーズ(68・4%)
▼リバウンド=ロケッツ(40)、ウォリアーズ(47)
▼アシスト=ロケッツ(13)、ウォリアーズ(26)
▼ターンオーバー=ロケッツ(21)、ウォリアーズ(12)
▼速攻ポイント=ロケッツ(24)、ウォリアーズ(16)
▼ペイント内ポイント=ロケッツ(32)、ウォリアーズ(40)
▼ベンチスコア=ロケッツ(13)、ウォリアーズ()
<個人記録>
▼チーム最多得点=ハーデン(ロケッツ=32)、トンプソン(ウォリアーズ=35)
▼チーム最多リバウンド=カペラ(ロケッツ=15)、グリーン(ウォリアーズ=10)
▼チーム最多アシスト=ハーデン(ロケッツ=9)、グリーン(ウォリアーズ=9)
<西地区決勝成績>
▼第1戦(14日=ヒューストン)〇ウォリアーズ119―106ロケッツ●
▼第2戦(16日=ヒューストン)〇ロケッツ127―105ウォアーズ●
▼第3戦(20日=オークランド)〇ウォリアーズ126―85ロケッツ●
▼第4戦(22日=オークランド)〇ロケッツ95―92ウォリアーズ●
▼第5戦(24日=ヒューストン)○ロケッツ98―94ウォリアーズ●
▼第6戦(26日=オークランド)〇ウォリアーズ115―86ロケッツ●
<西地区決勝の日程>
▼第7戦(28日=ヒューストン)
*日付は現地時間
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