稀勢の里 巡業での手応え「まあまあじゃないか。いい稽古ができたと思う」

2018年08月25日 17:16

相撲

稀勢の里 巡業での手応え「まあまあじゃないか。いい稽古ができたと思う」
雲龍型の横綱土俵入りを披露した稀勢の里 Photo By スポニチ
 大相撲の夏巡業は25日、埼玉県春日部市で行われ、関取衆の稽古が打ち上げとなった。横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)は土俵には上がらず、しこなどの基本運動を中心に終えた。ここまでの巡業での手応えについて「まあまあじゃないか。いい稽古ができたと思う。いろんな力士とできた」と振り返った。
 稀勢の里は6日の長野県下諏訪町での興行から相撲を取る稽古を再開し、23日の静岡県三島市までに、関脇・御嶽海ら6人の幕内力士と計114番取った。横綱昇進後の巡業でこれほど番数をこなしたのは初めてだが、「番数、番数と言うが、しこやすり足、腰を割ったりすることも大事と思っている。(それらが)終盤の方にしっくりきた。そうなれば、土俵の上でも良くなってくる。(土俵の)周りで体をつくるということが大事」と基本運動との相乗効果を口にした。

 昨年春場所に負傷した左大胸筋などがなかなか回復せず8場所連続休場となったが、「それ(左)もそうだし、体全体の力も出てきた」と復調してきていることを強調。さらに「引き続き(初日までの)あと2週間、やっていけば面白いと思う」と自らに期待した。秋場所(9月9日初日、両国国技館)に向けて「しっかり、やってきたことを出したい。力を出せるように」と力を込めた。

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