塚原千恵子氏 宮川の「高圧的」告発に反論「第三者委員会に呼ばれても…自信ある」

2018年09月10日 11:47

体操

塚原千恵子氏 宮川の「高圧的」告発に反論「第三者委員会に呼ばれても…自信ある」
塚原光男副会長(左)と塚原千恵子女子強化本部長 Photo By スポニチ
 体操女子の宮川紗江(19)からパワハラを告発された日本体操協会の塚原千恵子・強化本部長(71)と夫の塚原光男副会長(70)が10日、TBS系「ビビット」(月〜金曜前8・00)にVTR出演。宮川に言ったとされる「宗教みたい」発言の真意などについて明かした。
 番組MCを務める女優・真矢ミキ(54)のインタビューに応えた。

 宮川は8月29日に行った会見の中で、7月15日に夫妻に呼び出された際、速見元コーチによる暴力行為の証言を拒否すると「家族でどうかしている、宗教みたいだと高圧的に言われた」と明かしていたが、これに対し「前段があります」と千恵子本部長。「(2020プロジェクトの)強化合宿に入ったら、強化合宿のプログラムでやらないといけない。でも、いろんなことを受け入れない。(宮川は)『両親と本人とコーチとトレーナーの5人でやっています。チーム宮川でやっていますと聞かなかった」と説明した。

 光男副会長も、速見氏の暴力について選手としての意見を聞いたところ、宮川が「教育の一環」「親も納得している」と話したことから「それはまずいと。ついつい『宗教みたい』と言ってしまった」と振り返った。

 また、「高圧的に言われた」との告発についても言及した。千恵子本部長が「五輪に出られなくなるわよ」と発言した背景には、宮川の現在の成績では五輪メンバーに入れないとの意味だったと指摘。「18歳と71歳という年齢差もあります。また本部長と選手ですから、威圧感はあったかもしれない。でも話し方は、こういう(インタビュー時のような)話し方だった」。その上で「だから私は自信があります。第三者委員会に呼ばれても、絶対に声を上げたり、『あんた、こうしなさい』と言ったことはない(と言える)」と言い切った。

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