遼 2年ぶりVへ5位浮上、2Iが支えに「攻めを楽しみたい」

2018年10月20日 05:30

ゴルフ

遼 2年ぶりVへ5位浮上、2Iが支えに「攻めを楽しみたい」
ブリヂストン・オープン第2日 15番、チップインバーディーを決めた石川にギャラリーも拍手喝采(撮影・西川 祐介) Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー ブリヂストン・オープン第2日 ( 2018年10月19日    千葉県 袖ケ浦CC袖ケ浦C=7119ヤード、パー71 )】 8位から出た石川遼(27=CASIO)が安定したゴルフで5バーディー、1ボギーの67で回り、通算7アンダー、135で首位に2打差の5位に浮上した。2年ぶり優勝を狙える位置で決勝ラウンドに挑む。通算9アンダーとした李尚熹(26=韓国)が首位をキープ。首位と1打差に3人、2打差に8人が並ぶ混戦となっている。
 石川は最終18番のパー5で手前10メートルに2オン。イーグルなら一気にトップに並ぶチャンスだったが、2メートルを残したバーディーパットも外し「もう少しいけたかな」と悔しそうな表情を見せた。同時に2打差5位の結果に「優勝争いにとどまれた」という安ど感も口にした。

 今季、国内開幕戦の東建ホームメイト・カップの2位が最高で特に夏場以降は体調を崩したこともあり、最近3試合は予選落ち、40位、20位に甘んじている。2日目のゴルフを支えたのは飛距離250ヤードの2I。16、18番のパー5で2オンに成功したほかに1、15番のティーショットでも使用し「難しいクラブですが、自分のゴルフのバロメーター。2Iがいいときは他のクラブもいい」と言う。

 大会前の練習日。社会科見学の小学生を相手に模擬「記者会見」を行った時に目標を聞かれると、10年の中日クラウンズ最終日にマークしたスコア58を挙げた。「更新するのは難しいけど、挑戦し続けたい」。米ツアーで活躍できず日本に戻ってきたが、向上心は8年前と変わらない。

 袖ケ浦Cは距離は短いが、速いグリーン攻略に正確なショットが求められる。石川向きとは言えず、08年の12位がベストで昨年は予選落ち。「今まではね返されたコースで久しぶりの優勝争い。いろいろな攻めを楽しみたい」。実現できれば、16年KBCオーガスタ以来の優勝も近づいてくる。

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