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３４歳の琴奨菊がご当所で勝ち越し　ひと回り年下を優勝争いから引きずりおろす

2018年11月23日 16:58

相撲

３４歳の琴奨菊がご当所で勝ち越し　ひと回り年下を優勝争いから引きずりおろす
＜大相撲九州場所１３日目＞勝ち越しを決め、懸賞金を手にする琴奨菊（撮影・中村　与志隆） Photo By スポニチ
 【大相撲九州場所１３日目 （ 2018年11月23日    福岡国際センター ）】 地元福岡の柳川出身の琴奨菊（３４＝佐渡ケ嶽部屋）が１２歳下の阿武咲を破り勝ち越しを決めた。
　立ち合いからの力強い押しで、３敗につけて優勝争いに残っていた相手を土俵の外に持っていった。年齢差を感じさせない力強い取口に「若さに対抗すると技負けしてしまうので、吸収して若さをもらうようにしました。状況、状況で体が反応してくれた。いい気持ちのあんばいでできました」と笑顔を交え振り返った。

　５月の夏場所以来、今年２度目の勝ち越しがご当所場所。「（声援に）応えよう、応えようと思っていろんなものをしょっていた。（今場所は）気持ちの持っていき方がよかった。応援してくれている人に恩返しができてうれしいです」と声を弾ませていた。。

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