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世界王者・高藤直寿 まさかの初戦敗退 金源鎮から「思いが伝わってきた」

2018年11月23日 12:21

柔道

世界王者・高藤直寿 まさかの初戦敗退 金源鎮から「思いが伝わってきた」
高藤直寿 Photo By スポニチ
 柔道のグランドスラム大阪大会が23日、丸善インテックアリーナ大阪で開幕し、9月の世界選手権で2年連続3度目の優勝をした男子60キロ級の高藤直寿(25=パーク24)がまさかの初戦負けをした。世界選手権銅メダル2度の韓国の金源鎮と対戦。互いに決め手を欠いて迎えた延長戦は3分を超え、最後は指導の累積で反則負けした。激しい組手争いで相手の手が顔に当たり、試合途中で口の中を切るアクシデントもあった。
 「練習をしないと勝てないというのが、率直な感想です。金源鎮選手、めっちゃ強いです。調子が悪くても優勝する力が(自分には)あると思うけど、相手が強かった」

 世界選手権で左膝のじん帯を痛め、長期離脱。3週間前に復帰したばかりで、今大会は強行出場だった。「僕に(今まで)負けている金選手の僕に対する思いが伝わってきた。練習不足は失礼に値する」。調整期間の短さを悔やんだ。

 優勝なら来年の世界選手権(東京)の代表に内定していたが、ここでの当確を逃した。それでも「なんとも思っていない」と、最後まで潔くカラッと答えていた。

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