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【カーター一押しラインブレーカー】梶村祐介　衝撃の強さと推進力

2019年01月02日 05:30

ラグビー

　【梶村　祐介】シーズン前から彼のことを知っていたんだ。７月、神戸製鋼が北海道でサントリーと練習試合をした時に、「あの１２番は誰なんだ？」と、衝撃を受けた。フットワークが素晴らしいし、体が強くてボールを持った時に前に出る力もある。僕はその試合に出ていなかったけど、リーグ戦で対戦するときは、彼を止めないと勝てないというのを感じた。
　今シーズンは、サントリーに公式戦で２勝したけど、彼を封じられるかどうかがカギになっていたんだ。それぐらい警戒しなくてはいけない攻撃の起点になる選手だ。

　２３歳と聞いている。この先、国際レベルの１２番になる上で大事なことは、いろんな技術を身につけることだろうね。選択肢が少ないと読まれる。パスも、オフロードパス（タックルを受けながらするパス）も、守備も。オールラウンダーとして成長してほしい。

　◇梶村　祐介（かじむら・ゆうすけ）　１９９５年（平７）９月１３日生まれ、兵庫県伊丹市出身の２３歳。サントリー所属のＣＴＢ。報徳学園３年時に練習生として、エディー・ジャパンに招集された金の卵。明大を経て今季からサントリーに加入、１年目からレギュラーに抜てきされた。昨年１１月のロシア戦で日本代表初キャップ。硬軟自在の走りで、突破力に優れたランナー。

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