藤本 悔し2位も12年以来全英切符「今年は頑張りたい」

2019年01月21日 05:30

ゴルフ

藤本 悔し2位も12年以来全英切符「今年は頑張りたい」
全英オープン選手権出場権を獲得し、笑顔を見せる優勝したジャズ・ジェーンワタナノンド(左)と2位の藤本 Photo By 共同
 【男子ゴルフツアー SMBCシンガポール・オープン最終日 ( 2019年1月20日    シンガポール・セントーサGC=7403ヤード、パー71 )】 首位から出た藤本佳則(29=国際スポーツ振興協会)は4バーディー、1ボギーの68で回ったが、2打及ばずポール・ケーシー(41=英国)と並んで2位に終わった。ツアー3勝目は逃したが、7月の全英オープンの出場権を獲得。65で回ったジャズ・ジェーンワタナノンド(23=タイ)が通算18アンダー、266で日本ツアー初優勝を果たした。
 単独首位でスタートした藤本は日本勢で唯一優勝争いを繰り広げたが、逆転を許した。この日は、アイアンとパットが乱れ、外国勢がスコアを伸ばす中、前半はパープレーで首位から陥落。後半は12、13番の連続バーディーで一時は首位と1打差に迫り、18番もバーディーを奪ったが、届かなかった。6年ぶりのツアー3勝目には2打及ばず2位。「勝ちたいのが本心。それ(悔しさ)はある」とつぶやくように話した。

 安定したショットを武器に4日間、観衆を沸かせた。今大会は12位以内の中から有資格者を除く4人に全英オープン出場権が与えられる。2012年以来の全英切符をつかんだのは、収穫だった。日本ツアーの次戦は4月18日開幕の東建ホームメイト・カップ(東建多度CC)。「海外メジャーに出られるのは久しぶり。そういう意味で今年はもっともっと頑張りたい」と気持ちを切り替えた。

 《7バーディー!ジェーンワタナノンドV》18番で7個目のバーディーを奪って締めくくったジェーンワタナノンドが日本ツアー初優勝。「勝てるとは思っていなかった。本当にいいプレーができた」と童顔に白い歯をのぞかせた。アジアツアー史上最年少の14歳71日で予選を通過した実績を持つ。世界ランクは111位。1打差を追った最終日は細身から放つ正確なショットでチャンスを量産した。2021年までの日本ツアー出場資格もゲットした23歳は「スケジュールが合えば、ぜひ挑戦したい」と目を輝かせた。

 ▼12位比嘉一貴 ピンチばかりだった。体力を上げたい。(4番でイーグルなど70)

 ▼47位石川遼 アイアンが一番の反省点。初日からずっと良くなかった。次の試合につなげていきたい。(決勝ラウンドで73、75と崩れる)

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