美悠、女子シングルス最年少準V「平野選手に勝ったことが自信に」
2019年01月21日 05:30
卓球
一度ならまぐれと言われるが、立て続けに世界ランカーを倒せば、実力だ。現女王の伊藤に対しても敗れはしたが意地で1ゲームを奪取。すんなりと勝たせないところに、底力を感じさせた。
卓球教室を運営する父・博生さん(47)の影響もあって卓球を始めるのは必然だった。2歳のころは兄姉用に自宅の天井からぶら下げていた卓球ボールを1人で打っていたという逸話も残っている。
現在の世界ランキングは日本人選手で14番手の85位。シングルスで五輪代表入りするには、ミラクル級のごぼう抜きの必要があるが「20年に向けては必死に頑張りたい」。大いなる自信を手にした新星は、地元開催の大舞台出場を諦めてはいない。
◆木原 美悠(きはら・みゆう)2004年8月3日生まれ、兵庫県明石市出身の14歳。4歳で卓球を始める。小学校卒業後、17年にJOCエリートアカデミー入校。18年スロベニアオープンではダブルスで準優勝。戦型は右シェーク裏表前陣攻守。世界ランクは85位。1メートル65。
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