ペイトリオッツ、最多タイ6度目頂点 史上最少勝利得点で制す
2019年02月05日 05:30
アメフト
史上初めて第3Qまで両軍TDゼロのロースコアゲーム。それでも「相手守備のプランが良かったし、厳しいプレーをしてきた。こういうときはコツコツやっていくしかない」と常に冷静で、勝負どころで4本のパスを全て決めた。監督として最多6度目、最年長でのスーパー制覇となった66歳のベリチック監督は「トムが素晴らしいパスを投げた」と称賛。ブレイディも「こんな試合は勝つことが大事。最後の最後でうまくプレーできた」と満足そうだった。
元49ers、カウボーイズのDEチャールズ・ヘイリーを抜き、史上初めてスーパーボウルに6度勝ったNFL選手となった。幼少期のアイドルだったジョー・モンタナも、3年前に当時最年長の39歳でスーパーを制したペイトン・マニングも30代で引退したが、まだキャリアにピリオドを打つ気はない。「ファンのおかげでモチベーションを持ち続けられる。それが全て」と宣言した史上最強QBは来季、NFL20年目のシーズンに臨む。
◆トム・ブレイディ 1977年8月3日生まれ、米カリフォルニア州サンマテオ出身の41歳。ミシガン大から00年ドラフト6巡目指名でペイトリオッツ入り。スーパーボウルMVP4回は史上最多。リーグMVP3回、プロボウル選出14回。リーグ通算パス獲得7万514ヤード、通算517TD。1メートル93、102キロ。背番号12。09年にスーパーモデルのジゼル・ブンチェン(38)と結婚し、ベンジャミン君(9)とビビアンちゃん(6)をもうけた。
▼ペイトリオッツWRエデルマン 昨年は精神的にもつらかったが、今は夢のようだ。MVPはウチの守備陣だと思うけどね。(MVPを獲得。昨季は右膝前十字じん帯断裂で離脱し、2年ぶりの大舞台で10度のパスレシーブ)
【データ】
◆ペイトリオッツの13点はスーパーボウルの勝利チーム史上最少得点。両軍計16点と1TDも最少。従来の最少得点勝利は73年ドルフィンズの14点で、合計最少得点も同年ドルフィンズ―レッドスキンズの21点(14―7)。
◆66歳293日のペイトリオッツのベリチック監督は指揮官として最年長優勝。監督で6度のスーパー制覇は史上最多。
◆ラムズのパンター、ジョニー・ヘッカーが第3Qにスーパーボウル最長65ヤードのパントを記録。
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