貴景勝に“赤穂の天塩”化粧まわし 内なる力発揮する銀色
2019年02月22日 05:30
相撲
謙信が、塩不足だった好敵手の武田信玄に塩を送って助けたことから「敵に塩を送る」という言葉が生まれたと伝えられるように、歴史的人物と重ね合わせ「男として正々堂々と戦う」と“貴魂”を貫く姿勢を示した。
デザインは「内なる力を発揮する色」という意味がある銀を基調とし、“赤穂の天塩”のシンボルでもある日の丸をあしらったもの。第一印象を聞かれ「日の丸のマーク。国技ですから日本人力士も頑張らないといけない。内なる力は精神面のことだと思う。ますます精神的に強くならないといけない」と気に入った様子だ。頼もしい“塩軍”を味方につけて臨む一大決戦で、甘っちょろい相撲は取らない。