陸上男子走り高跳びの戸辺直人(26=つくばツインピークス)が20日、ドイツのデュッセルドルフで行われた世界室内ツアー最終戦を2メートル34の好記録で制し、同ツアー3連勝で日本選手初の総合優勝を果たした。
2日の第2戦(ドイツ・カールスルーエ)で日本記録を13年ぶりに塗り替える2メートル35をマークしていた。「最高の状態じゃない中で2メートル34を跳べて、30台後半や40も見えてきた。世界選手権のメダルや優勝も現実的に狙える位置にいる」。欧州での連戦で疲れがたまった中での対応力は大きな収穫だ。次戦は4月のアジア選手権(ドーハ)に出場予定。