サトハシ、カット型復権へ4強 メダル確定で準決VSみまひな
2019年04月27日 05:30
卓球
「ここまで来るのに悪い時もたくさんあった。大きな舞台に初めて2人で出て、4強の喜びをかみしめた」
コートで涙した佐藤は達成感に満ちていた。守備型に向いた忍耐強い性格。北海道函館市生まれ。小5から中2までの4年間、雨の日も雪の日も毎日3キロのランニングを欠かさなかった。中2でその日課が止まったのは、左膝骨折の手術をしたから。ただし、退院後3日で「どうしても出たかったので」と公式戦に出場したど根性の持ち主である。
16年にコンビを結成した。橋本は、年長者の佐藤が「凄く努力家。やると決めたら続けてやる」と認める頑張り屋だ。名選手を多数輩出したミキハウスで日々、2人で猛練習。国際大会で既に5勝。知名度では伊藤・早田組には劣るものの、世界に誇る名コンビだ。
戦術、道具、ルールの変化で、カット型が成績を挙げにくくなって久しい。日本女子では、00年シドニー大会を最後に、同型の五輪代表が出ていない。不遇の時代だからこそ、橋本は「今はすぐ動画が配信される。それを見て、カットマンでもできるという気持ちを(子供たちに)持ってもらいたい」と意気込む。準決勝の相手は“みまひな”。さらなるアピールには最高の相手だ。
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