大坂なおみ 左腹筋痛でポルシェGP準決勝を棄権

2019年04月27日 22:21

テニス

大坂なおみ 左腹筋痛でポルシェGP準決勝を棄権
記者会見に出席し、棄権の理由を語る大坂なおみ(AP) Photo By AP
 女子テニスで世界ランキング1位の大坂なおみ(21=日清食品)が27日、4強入りしていたポルシェ・グランプリ(ドイツのシュツットガルト)を左腹筋痛のために準決勝を棄権した。世界15位で第8シードのアネット・コンタベイト(23=エストニア)と対戦する予定だった。
 WTAの公式サイトで発表されたもので、大阪は「昨日の対戦で痛めてしまった」と語り、記者会見では「初戦から痛みがあった。今朝起きるとひどくなっていた」と説明した。大坂にとって今大会は、4大大会第2戦の全仏オープン(5月26日開幕、パリ)を見据えた今季初のクレーコートの大会。

 第1シードの大坂は26日の準々決勝で世界ランキング25位のドナ・ベキッチ(クロアチア)と対戦し、6―3、4―6、7―6で競り勝った。第3セットで一時は1―5まで追い込まれたが、そこから驚異の巻き返しを見せ、タイブレークの末に勝利。赤土のツアー大会で初の4強入りを果たしていた。世界2位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)が欠場したこともあり、大会後発表の世界ランクで1位をキープすることは決まっている。大坂は5月のマドリード・オープンに出場する意向を示している。

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