日本プロ選手権初日は順延決定 大雨で指宿市に避難勧告「試合ができる状況と人の安全は別」

2019年07月03日 17:32

ゴルフ

日本プロ選手権初日は順延決定 大雨で指宿市に避難勧告「試合ができる状況と人の安全は別」
公式会見に臨んだ日本プロゴルフ協会の倉本会長 Photo By スポニチ
 男子ゴルフのメジャー第2戦、日本プロ選手権は3日、4日に開幕する予定だった第1ラウンドの順延が決まった。九州地方で降り続く大雨の影響で、安全を第一に考慮しての判断。大会を主催する日本プロゴルフ協会(PGA)の倉本昌弘会長(63)は取材に応じ、「明日については中止にします。一番大きな要因は、鹿児島県が自衛隊に派遣要請したことと指宿市に避難勧告が出ているということ。トーナメントができる状況と人の安全というのは別の話」と話した。3日には会場の指宿市で大雨・洪水警報(土砂災害)が発表されており、開幕前日の練習ラウンドは中止となっていた。
 日本プロ選手権で過去に競技が短縮されたのは、04年に濃霧と荒天の影響で54ホール競技となった一度だけ。その際も前日ではなく、当日に第1ラウンドの中止を決定している。同会長は「大会そのものについての状況は日々変わる。その都度その都度、適切に判断していかなければいけない」と強調した。4日の中止決定により、第1ラウンドは5日の金曜日、第2ラウンドは6日の土曜日、第3ラウンドと最終ラウンドは7日の日曜日に予定されている。

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