杉田祐一 ナダルにストレート負け…立ち上がり2ゲーム連取も優勝候補崩せず

2019年07月03日 02:33

テニス

杉田祐一 ナダルにストレート負け…立ち上がり2ゲーム連取も優勝候補崩せず
第1セット、ボールを追う杉田祐一(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【テニス ウィンブルドン選手権第2日 ( 2019年7月2日    イギリス・ロンドン )】 テニスの4大大会の第3戦、ウィンブルドン選手権の男子シングルス1回戦で、世界ランク274位での杉田祐一(30=三菱電機)が、同2位で第3シードのラファエル・ナダル(33=スペイン)と対戦。優勝候補相手に3―6、1―6、3―6と粘りながらもストレート負け。3年連続5度目の聖地本戦で、6月に入籍したばかりの妻が見守る試合を勝利で飾ることはできなかった。
 杉田は17年芝のアンタルヤオープンでATPツアー初勝利を飾り、この年のウィンブルドンで4大大会初勝利を挙げるなど躍進し世界36位まで上昇した。だがシーズン終了後に背中の腫瘍摘出手術を行ったあとは勝利から遠ざかり苦しいシーズンとなったが、今大会を予選で勝ち上がり自信をつけた。

 第1セット第1ゲーム、0―30から怒とうの4ポイント連取でいきなりブレークに成功。第2ゲームをラブゲームでキープするなど、最高のスタートを切った。だが、第4ゲームでブレークバックされ2―2で並ばれると、調子を取り戻したナダルに第7ゲームから3ゲームを連取され、3―6でこのセットを落とした。

 第2セットはナダルの強烈なショットに食らいつきながらも決め切れず、4ゲーム連取される一方的な展開に。第5ゲームをキープするのがやっとで、1―6であっさり第2セットを落とした。

 後がない第3セットは丁寧にリターンを決めキープを重ねるが、世界2位を崩すのは容易でなく、3―6でストレート負けを喫した。

 杉田は6月28日に自身のツイッターで結婚を報告したばかり。家族のため、この経験を次戦への糧にする。

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