安美錦 右膝負傷で3日目から休場 再出場へ意欲「全く無理ではなさそう」

2019年07月08日 20:25

相撲

安美錦 右膝負傷で3日目から休場 再出場へ意欲「全く無理ではなさそう」
<大相撲名古屋場所2日目>安美錦は寄り倒しで竜虎に敗れた時、足を痛め車椅子で運ばれる(撮影・岩崎 哲也) Photo By スポニチ
 【大相撲名古屋場所2日目 ( 2019年7月8日    ドルフィンズアリーナ )】 関取最年長40歳、西十両11枚目の安美錦(伊勢ケ浜部屋)が右膝を負傷し、3日目から休場することになった。新十両で関取最年少21歳の竜虎(りゅうこう、尾上部屋)との初めての対戦は、突っ張りを下からあてがって左上手を取り、下がりながら投げを打ちにいったが、古傷の右膝に全体重がかかる格好で土俵に崩れた。右足を地面に着くことができず、左足だけで跳びはねながら下がった。花道の途中からは車イスで引き揚げた。
 支度部屋の中にある診療室で患部をアイシングした安美錦は「半月板かなあ、感覚的には」と話した。その後、名古屋市内の病院に直行して検査を受けた。病院から出てきた安美錦は「1日か2日休んで出られそうなら、という感じ。悔しい部分はあるが、全く無理ではなさそう。もう一回、土俵に立ちたい」と再出場に意欲を示した。安美錦と話し合った伊勢ケ浜親方は休場を明言した上で「じん帯が切れたとか、そういうことではない。2、3日は様子を見て安静にする。腫れが引いて動きが戻れば、また出る」と説明した。

 1997年初場所で初土俵を踏んだ安美錦は今年が23年目の土俵生活で、通算出場1805回は歴代3位の記録。2000年初場所の新十両からは、117場所連続で関取の地位を保っている。今場所、十両残留を確実にするためには6勝が必要。再出場までに時間を要することになれば、幕下に転落する可能性が高まってくる。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2019年07月08日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム