デトロイトで八村に悪夢 前半残り25秒に股間を強打? ウィザーズは連敗を4で阻止
2019年12月17日 11:35
バスケット
八村はW杯中国大会では順位決定戦から膝の不調と疲労を訴えて欠場。NBAでデビューしてからはここまで25戦連続で先発していたものの、中1日で迎える18日のブルズ戦出場は微妙となった。
11月(13試合)の平均出場時間は24・8分だったが、故障者続出のチーム事情もあって12月(7試合)では今季の新人選手としては最長の36・9分にまで急増。その中で八村は懸命に踏ん張っていたが、ピストンズ戦でついに体が“悲鳴”をあげる結果となってしまった。
ウィザーズは大黒柱のガード、ジョン・ウォール(29)がアキレス腱断裂で今季の出場は絶望的。先発センターのトーマス・ブライアント(22)も右脚に疲労骨折の症状があるために戦列を離脱中。その穴をここまでルーキーの八村が埋めてきたが、クリスマスを目前に控えて思わぬアクシデントに見舞われた。
この日の八村は第1Qの2分3秒、ブラドリー・ビール(26)が外したジャンプシュートを押し込んで初得点。オフェンス・リバウンドも1つ記録した。その21秒後には、左サイドからジャンプシュートも成功。5分57秒には右のベースライン際からドライブを仕掛け、ダブルクラッチから左手でレイアップを決めた。相手の反則で得たフリースローも沈めて3点プレーが成立。第1Qは9分17秒のプレータイムで放ったFG3本をすべて決めていた。
試合は八村を欠きながらもウィザーズが後半で粘って133―119(前半65―61)でピストンズを下して8勝17敗。ビールが35得点と10アシスト、脚の故障から6試合ぶりに復帰したトーマスが23得点と6アシスト、ダビス・バターンズ(27)も17得点を挙げて連敗を4で阻止した。チームの3点シュートは33本中18本成功(成功率54・5%)。シュートの精度の違いが勝敗を分けた。
センターのアンドレ・ドラモンド(26)とフォワードのブレイク・グリフィン(30)を故障で欠くピストンズは11勝16敗。ベンチから出たガードのデリック・ローズ(30)が22得点、6リバウンド、8アシストを稼いだが勝利を逃した。
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