大阪 競り勝ちBリーグ西地区首位守る 中村浩陸がチーム最多18得点「勝ち切れて良かった」

2020年02月08日 22:12

バスケット

大阪 競り勝ちBリーグ西地区首位守る 中村浩陸がチーム最多18得点「勝ち切れて良かった」
<大阪・秋田>試合後、笑顔でチームメートの藤高(中央)と談笑する中村(左) Photo By スポニチ
 バスケットボール男子・Bリーグの第22節が8日、各地で行われ、西地区首位の大阪が東地区5位の秋田に76―72で辛勝し、今季24勝目(11敗)を挙げた。昨年12月に特別指定選手として入団した中村浩陸(22=大東大)がチーム最多の18得点をマーク。第1クオーター(Q)途中からコートに立ち3本のシュートを成功させると、65―65で迎えた最終Q残り3分から3点シュート2本を含む9得点を挙げてチームに勝利を呼び寄せた。
 「(伊藤)達哉さんが抜けて“どうなるんだ”という中での試合で、内容はどうであれ勝ち切れて良かった」

 前節の横浜戦(1日)で同じPGで主力の伊藤達哉(25)が左手間接脱臼骨折で全治3、4カ月と診断され、今季中の復帰は微妙となった。1試合の勝敗が「西地区優勝、チャンピオンシップ進出」の目標を左右する時期での正司令塔の離脱。戦力的にも精神的にもダメージが大きい中、補って余りある活躍をしたルーキーは「達哉さんがいなくても、ここまでできるんだということがチームに浸透していけばいい。チームの目標を達成するためにも、もっとチーム内での信頼を得られるようにならないといけない」と、さらに上を見据えた。

 首位を守ったとはいえ、課題も残った。中村の活躍に加え、試合終了間際の橋本のダンクシュートもあり、何とか逃げ切ったものの、チームのターンオーバーが20個。精彩を欠いた攻撃陣に対し、天日謙作ヘッドコーチは「秋田のしたいことをさせてしまった。明日はボールをしっかり握って相手にやりたいことをさせないようしないといけない」と、9日の第2戦に向けて、修正点を口にした。

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