三上 大技解禁!1位で決勝も「まだまだ精度が足りない」

2020年02月08日 05:30

飛び込み

三上 大技解禁!1位で決勝も「まだまだ精度が足りない」
女子板飛び込み準決勝 1位で決勝に進んだ三上紗也可 Photo By 共同
 【飛び込み・国際大会派遣選手選考会第3日 ( 2020年2月7日    東京辰巳国際水泳場 )】 東京五輪最終予選を兼ねるW杯東京大会(4月21~26日、東京アクアティクスセンター)の出場権を懸けて行われた。女子板飛び込み準決勝で東京五輪内定の三上紗也可(19=米子DC)が大技5154B(前宙返り2回半2回ひねりえび型)を解禁し、290・80点の1位、金戸凜(16=セントラルスポーツ)は4位で9日の決勝に進出。男子高飛び込み準決勝は玉井陸斗(13=JSS宝塚)が422・05点で2位通過した。
 三上が予選、準決勝の最終試技で採用した5154Bは女子では世界で数人しかできない高難易率ジャンプ。ともに入水が乱れて点数は伸びなかったが、4回目までの試技をまとめ、予選、準決勝とも1位通過した。昨年末に慢性的な痛みを抱える腰痛が悪化。練習中の入水ミスで右耳の鼓膜が破れる負傷も重なった。年明けにはインフルエンザを発症。踏んだり蹴ったりの年末年始で3週間近く水に入れなかっただけに「5154Bは、まだまだ精度が足りない。今の状態を考えれば妥当かな」と振り返った。

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