インターハイ、史上初の中止 生徒の安全最優先 夏の甲子園に影響も
2020年04月26日 18:51
スポーツ
記者会見した高体連の奈良隆専務理事は「断腸の思い。本当に大きな判断で、申し訳ない気持ちでいっぱい」と述べた。高校総体中止の代替策として、安全に部活動が実施できる状況になった場合、最終学年の生徒が成果を発表できる場や大会の設定などの検討を、各都道府県高体連に要望する方針を明らかにした。
新型コロナの急速な感染拡大で政府が緊急事態宣言を発令。全国高体連は5月25日の理事会で開催可否を決める計画だったが、部活動が大幅に制限され、インターハイ予選を含む地域レベルの高校大会で中止が相次ぐ中、前倒しで決定した。
今大会は当初、群馬、茨城、栃木、埼玉の北関東4県を中心に行う予定だった。東京五輪・パラリンピックの影響で会場や宿泊施設の確保が難航して異例の広域開催となり、昨春にようやく全開催地が確定。高体連はインターネット上のクラウドファンディングで寄付金を募るなど資金繰りに奔走し、無観客などの規模縮小も検討したが、選手の健康への影響などを考慮して開催を断念した。
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