萩野公介 準備期間が増え前向き「今年五輪なら厳しかった」

2020年06月25日 05:30

水泳

萩野公介 準備期間が増え前向き「今年五輪なら厳しかった」
笑顔を見せる萩野(IMPRINT提供) Photo By 提供写真
 16年リオデジャネイロ五輪競泳男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(25=ブリヂストン)が24日、東京五輪の延期決定後初めてオンラインで取材に応じ「今年五輪が来たら、ちょっと厳しかった。金メダルとかではなく、もっと下のレベルの話。準備期間が増えたという前向きな気持ち」と率直な思いを口にした。昨年はモチベーション低下を理由に約3カ月休養。8月のレース復帰後は結果を残せておらず、五輪出場権獲得も微妙な状況だった。
 東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターが封鎖された4月8日以降は本格的な練習ができなかったが、今月1日から水中トレーニングを再開。レースを意識した強度の高いメニューに加え、フォームを確認しながら低速で丁寧に泳ぐ時間を増やすなど、ペースの強弱にメリハリをつけて強化を図っている。「(五輪延期決定前は)時間がなくて切羽詰まった感覚もあった。1年延びたからこそできることをやりたい」と視線を上げた。 

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