「あの笑顔はオンラインでは出ない」京産大ラグビー部が4カ月ぶり活動再開
2020年08月04日 19:00
ラグビー
全選手が全国ちりぢりになって過ごす日々。首脳陣は、筋トレやランニングの練習メニューを個別で課し、オンラインでトレーニングやミーティングといった集団活動を続けてきた。
伊藤監督によると、各クラブが活動再開の計画書を大学側に出し、ラグビー部はそれが認められて前倒しでの再開になったという。
「4年生にとっては最後の1年ですし、他の学年も4年間の中の貴重な1年。公式戦があった方が気持ちも上がるので、喜ばしいです」
2人部屋だったラグビー部寮は、感染対策で1人部屋になったため、29人がまだ復帰できていない。受け入れ先が整い次第、京都に戻るため、当面は50人で練習をする。
チームプレーは、当分の間、この日のようにパス程度しかできない。状況が整い次第、スクラム、モールといったチームの看板プレーの練習に移行する。伊藤監督は、10月10日の開幕へ向けて「ここからが勝負になります。(活動再開が)関西リーグでも最後。残り10週間でいかにチームになれるのか、だと思います。4週間でコンディションを上げて、6週間で専門的な部分の強化になります。世の中や大学の状況に合わせながらになるので、実戦は未定です」と語った。
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