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視覚障がい者マラソンの道下が地元で世界新 東京パラへ弾み

2020年12月20日 15:14

マラソン

視覚障がい者マラソンの道下が地元で世界新 東京パラへ弾み
道下美里 Photo By スポニチ
 【防府読売マラソン ( 2020年12月20日    山口県防府市 ソルトアリーナ防府前~キリンレモンスタジアム陸上競技場の42・195キロ )】 日本視覚障がい女子マラソン選手権を兼ねて行われ、2016年リオデジャネイロ・パラリンピック銀メダリストの道下美里(43=三井住友海上)が2時間54分13秒の世界新記録(速報タイム)で4年連続5回目の優勝を飾った。今年2月の別府大分毎日マラソンでマークした世界記録の2時間54分22秒を自ら9秒更新した。
 「ブラインドマラソン界の女王」と呼ばれる道下は30キロ通過時点で世界記録を約1分上回るペース。終盤にペースを落としたが、地元の山口県(下関市出身)で世界新を樹立した。2月の世界新記録でスポーツニッポンフォーラム制定「FOR ALL 2020」のグランプリを受賞。年間2度の世界新で、日本代表に推薦されている来年の東京パラリンピックでの金メダルへ弾みをつけた。

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