ジャンプ混合団体は“定位置”5位 高梨「世界のレベルの高さ痛感

2021年03月01日 11:05

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ジャンプ混合団体は“定位置”5位 高梨「世界のレベルの高さ痛感
高梨沙羅(AP) Photo By AP
 【ノルディックスキー世界選手権第5日 ( 2021年3月1日    ドイツ・オーベルストドルフ )】 ジャンプ混合団体(ヒルサイズ=HS106メートル)で、伊藤有希(土屋ホーム)佐藤幸椰(雪印メグミルク)高梨沙羅(クラレ)小林陵侑(土屋ホーム)の日本は合計940・3点で5位だった。地元ドイツが1000・8点で4連覇。男女2人ずつが飛んで争うこの種目は来年の北京五輪で初採用される。
 1回目は1番手の伊藤が75メートルにとどまり出遅れたが、チームで少しずつ挽回していった。2回目は高梨が3番手の中でトップとなる102メートルを記録。2番手の佐藤幸も2回目98・5メートルで上位との差を縮め、最後の小林陵が99・5メートルを飛んだが、前回大会に続く5位に終わった。2大会ぶりのメダルには遠く及ばず、佐藤は「定位置で悔しい」と率直に語った。

 個人ノーマルヒルで銅メダルの高梨は「世界のレベルの高さを痛感させられた」としつつ「結果を受け止めて次につなげていきたい」と切り替えた。3月3日の個人ラージヒルへ「目の前のことをつなげていくことで結果は出る。目指すところは一番良い色のメダルだけど、自分のやるべきことに集中していきたい」と力を込めた。

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