大関・朝乃山が2敗目を喫し首位から後退 八角理事長「不用意だった。こういう負けが後々響いてくる」

2021年03月20日 20:16

相撲

大関・朝乃山が2敗目を喫し首位から後退 八角理事長「不用意だった。こういう負けが後々響いてくる」
<春場所7日目>2敗目にガックリする朝乃山(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【大相撲春場所7日目 ( 2021年3月20日    東京・両国国技館 )】 大関・朝乃山が平幕の霧馬山に敗れ、首位から後退する痛い2敗目を喫した。
 右差し狙いで立ったが、一度当たった後に霧馬山にすぐに自分の右側に動かれ、逆に右まわしを取られてそのまま送り出された。

 あっけない内容に八角理事長(元横綱・北勝海)は「(相手が右に動いてくるのは)警戒しなきゃならないところだろうな」と指摘した。

 朝乃山は右四つになると無類の強さを発揮するが、右を差せないとバタバタする傾向がある。相手はそれを分かって、大関に右を差されないように研究してくるのが常だ。安定して勝ち星を重ねるには相手を上回る厳しさが必要になる。

 八角理事長は「ここ2、3日(大関は)いい立ち合いができていたから、それができればという感じだったかもしれないけど、ちょっと不用意だった」と語った。

 これで1敗は三役の照ノ富士と高安、そして平幕の千代の国の3人だけとなった。まだ2敗は十分逆転の圏内だが、八角理事長は「こういう負けが後々、響いてくる」と指摘した。

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